国道345号線のトンネル達
新潟県山北町勝木(がつぎ)、秋田県の能代市から海沿いを通っていた国道7号線が内陸へ進路を変えます。変わって海沿いを通るのが国道345号線。
山が海岸線まで迫り、わずかの平地に国道とJRが平行しています。当然ながら海までせり出した岬状の山を越えるトンネルが多数 存在します。
そして、何度かの改良工事を繰り返し、トンネルは長大化、多くの廃隧道が残されました。JR羽越本線も複線化による改良工事などでたくさんの
廃隧道を残しています。
すでにあちこちのサイトで紹介されているこの付近の国道345号線、何度も走ったことがありますが、改めて探索に出かけました。
国道345号線は、新潟県新潟市から山形県飽海郡遊佐町に至る一般国道です。距離:206.9km。 起点:新潟県新潟市万代三丁目2453−4(東港線十字路=国道7号等交点)
終点:山形県飽海郡遊佐町 ということで、あの新潟市内の新新バイパスも国道7号線との重複区間ですが国道345号線の一部なんです。
歴史を紐解いてみると、1975年4月1日に 一般国道345号として、新潟県村上市〜山形県飽海郡遊佐町までが指定され、1982年4月1日に起点が新潟市に変更されました。
山形県の鶴岡市から国道7号線を南下、鼠ヶ関を経て新潟県にはいりJR府屋駅を過ぎると国道7号線との重複区間が終わります。ここから先は海沿いのわずかの平地を
JR羽越本線、国道345号線が平行して通っています。そして「トンネルは山の中にあるものだ」という既成概念を打ち破るかのように海岸線に沿ってたくさんの隧道が
あります。
早々に「高波注意」のユニークな標識と廃隧道がおで迎えしてくれます。ここは入り口がシャッターで覆われて再利用されているようです。
旧トンネルと現トンネルが並んでいます。左側の旧トンネルは歩行者用として使われている様子。
芦谷地区にある不思議な光景。二車線の片側だけが隧道を通る。これは正確にはスノーシェードのようで「芦谷セット」と書かれています。
そしてもともとは鉄道用の物だったらしい。国道に転用されるとき撤去されずに残され、国道が二車線化されるときも残され、こんな不思議な光景に
なったようです。
国道横に小さな駐車スペースがあり、海岸に下りていける階段があります。階段を下りていくとこんな廃隧道が口を空けています。隧道は直線で向こう側が見えます。
そして、そこにも廃隧道が口をあけています。
アジリキ隧道 延長:78m 竣工:昭和40年 天王沢隧道 延長:71m 竣工:昭和41年 です。
両方とも廃隧道です。右側は旧道です。さらに右側に現国道345号線の隧道があります。この区間の旧道は車で通行可能で、山形川の合流には信号機も設置されています。
左側は藪が深くて近づけませんでしたが、鉄道用の隧道のようです。
こちらも新旧隧道が並んでいます。右側の隧道も鉄道用の隧道のようです。
JR羽越本線の桑川駅、道の駅「笹川流れ」です。