2011秋遠征
1,000q/Dayの強硬スケジュール
法律が変わりました。
こんなフレーズから始まる11月下旬にNEXCO東日本のホームページで発表された内容は、ちょっとがっかりなものでした。(以下NEXCO東日本のHPから引用)
『法令の改正により12月1日に東北地方の高速道路の無料措置が見直されました。これにより新たに被災地支援・観光振興として主に東北地方の区間分の無料措置がはじまりました。
また、11月30日以前に実施していた証明書を必要とする被災者支援としての無料措置は対象を限定した避難者支援となりました。』
来年6月までと思っていた、被災証明を使った無料走行が11月いっぱいで打ち切られ、以降は、東北地方の無料は継続されるものの出入りが無料区間なら、どこまでいっても『タダ』はなくなるようです。
この制度が始まった当初は『遊び』に使ってもいいものかどうか、大いに悩みましたが、いったん使ってしまうと、麻薬のようなもので無料走行が普通になってしまいました。
「タダじゃなくなっちゃう」高速の休日特別割引 上限1,000円が終わる時も無理やりに土日で遠征を強行しましたが、
(こちらを参照)今回も行くことにしました。
ただ、前回は長野県内にターゲットとなる道の駅が残っていましたが、今回は愛知、岐阜がターゲットとなります。
総走行距離1,500km超の遠征、翌週の月曜日からの一週間、ちゃんと仕事できるのか一抹の不安があります。
ルートが決まったのは遠征3日前、宿泊場所の確保ができたのは、その日の夜でした。
半年前、同じように岐阜、愛知の新駅3駅を1泊2日で攻めたとき、朝7時に出発して道の駅に着いたのが17時、初日はそれで終わりという苦い経験もあります。
(こちらを参照)
今回は初日にターゲットとなる3駅を攻略、その日のうちになるべく東へ戻っておきたいという計画で、出発は朝4時としました。
4時発は、高速道路の休日特別割引(50%OFF)ができる前、深夜割引のみが50%の時代に、とにかく4時までにICのゲートをくぐるということをやっていましたのでそれ以来です。
幸い天候には恵まれたようで、早朝の東北道は交通量も少なく幸先のよいスタートです。路面の補修も進んでいるようで福島県内に入ってもさほど気になる段差や波打ちもなく、快適な走行が続きます。
東北道、北関東自動車道、上信越自動車道、長野道、中央道、高速道路を乗り継いで大垣ICまでの走行距離は781.8kmでした。
一駅目の「池田温泉」着は13:03、なんとか午前中のうちに着きたかったのですが、やっぱり「遠かったな」という実感です。
2011年(平成23年)3月の第35回登録で登録され、2011年(平成23年)7月24日オープン、既存の池田温泉の施設と新たに作られた、写真のような感じの店舗が並ぶ道の駅です。
パンフレットには『みんなが笑顔になれる場所、地元特産品をPRすることで、関東や関西方面からでも「行ってみたい!」と思ってもらえる道の駅です。道の駅に来たらみんなが笑顔になれます。
楽しい旅の一時を過ごせる場所、美肌効果で人気を集める池田温泉は、泉質がヌメリのある天然温泉が自慢です。地元の食材を使ったレストランや足湯もあります。
道の駅からは、御岳山や岐阜金華山が眺められるなど展望も良好ですので、楽しい旅の一時を過ごしてください。自然豊かな山麓をゆっくり散策して楽しく過ごし、温泉に入ってみてはいかがですか!
お買い物が楽しめる場所、地元で採れた新鮮な野菜や特産品の販売所が立ち並んでいます。池田温泉や足湯でゆっくりした後、お買い物を楽しんでください。』こんなうたい文句が書かれています。
既存の温泉施設では、500円で日帰り入浴が可能ですが、道の駅の店舗に並んで「足湯」があります。ありがたいことに、足湯を利用する人のための、タオルの自動販売機が設置されています。
池田温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩などに効能があるようです。ただ、源泉の温度が30.8℃とやや低いためか、
温泉法の表示には、加温有り、循環有り、消毒有り、となっていました。
駅の事務室です。ここに「登録証」や「スタンプ」が用意されていました。
JAの直売所になっているメイン施設の店内は、農産物の販売ががメインです。
時間的には昼食の時間ですが、目についた「ミュクレ」というソフトを味わってみることに。お店の方に聞いてみると「フレーバーがミュクレという名称なのでその名前で販売していますが、
バニラとほとんど変わりませんよ」とのことでした。確かに、バニラと言われればそれで通ってしまうような味でした。でも、おいしいソフトです。
奥に行くと「ぜんざいパン」「カレーパン」というポスターが目について、こちらも食べてみることにしました。
揚げパンに餡子が入っている、お店の方は「あんぱん」と言っていました。周りはパリパリで中はフワフワ、餡子は甘すぎず、おいしいパンでした。
その後、しっかり昼食も食べました。ちょっと食べすぎ?
道の駅「池田温泉」には1時間余り滞在し、2駅目に向かいます。もう2度と訪れることはないでしょう、しっかり目に焼き付けました。
少しだけ遠回りとなりますが、金山彦命を主祭神に、旧国幣大社で美濃国一の宮として、また全国の鉱山、金属業の総本宮として、今も深い崇敬を集めている南宮大社に参拝します。
御祭神の金山彦命は、伊勢神宮の天照大神(あまてらすおおかみ)の兄神にあたる大神様で、社伝によれば、神武天皇東征の砌、金鵄を輔けて大いに霊験を顕わされた故を以って、
当郡府中に祀られ、後に十代崇神天皇の御代に、美濃仲山麓の現在地に奉還され、古くは仲山金山彦神社と言われていましたが、国府から南方に位する故に南宮大社と云われる様になったと伝わっているそうです。
現在の建物は、1600年(慶長5年)の関ヶ原合戦の兵火によって焼失したものを、1642年(寛永19年)に春日の局の願いにより 三代将軍徳川家光公が再建したもので、
広い境内には本殿・拝殿・楼門など、朱塗りの華麗な姿を並べ、江戸時代の神社建築の代表的な遺構18棟が、 国の重要文化財に指定されています。
人間は通れない 神の橋「石輪橋」
楼門の前の川には、石輪橋、石平橋という二つの見事な石橋が架かっています。門の正面が石輪橋で花崗岩で造られ、その名の通り輪のように円弧を描いています。
この形は、そり橋とも呼ばれ、神様が通られる橋、つまり人間は通ってはいけない橋を意味しているそうです。
2駅目「可児ッテ」。岐阜県の道の駅 全駅制覇直後の、2010年8月の第34回登録で登録され、9月18日にオープンとなった岐阜県52番目の道の駅です。
地元のスーパーのような雰囲気の店内で、『可児市周辺で育てられた安心・安全な農畜産物と、それらを利用した惣菜や特産加工品を販売します。また生活に潤いをあたえてくれる花の販売もしております。
家族みんなで可児の特産品をご満喫ください。』というコンセプトです。
農産物は、野菜、米、肉類、卵、季節の果物、切花、その他、他地域からのこだわり野菜を、惣菜では、飛騨牛コロッケ、鶏ちゃん唐揚げ、五目ごはん、ほう葉寿司など、
特産品には、菓子(野菜かりんとう、野菜せんべい)、加工食品(調味料、ハム・ソーセージ)、地酒などが揃っています。
それぞれ買い物かごを手に市価より安価で新鮮な農産物を購入しています。
レストラン「ナチュラルキッチン」には、屋内カフェ席と、開放的なオープンカフェ席があって、ゆとりの空間で地域の素材を、ふんだんに使用した料理が味わえます。
また、内部温度が500℃にもなるレンガのピザ窯を設置してあるようで、窯焼きならではのチーズの香ばしさ、トッピング具材のうまみを閉じ込めたピザがウリのようです。
ここで、薔薇ソフトというポスターが目につきましたが、先ほどの「池田温泉」で食べ過ぎていますので、大人の対応、ちょっと我慢です。
この他には、パスタ、カレー、丼もの、ドリンク、スィーツ、テイクアウト品として飛騨牛コロッケ、名宝フランク、ケイちゃん唐揚、そして、コーヒーにパン・卵料理・サラダがセットになった、モーニングメニュー
などもあるようです。
24時間トイレと駅事務室は別棟になっていました。スタンプは、こちらにありました。
事前にホームページで下調べしたとき、大きな吹き抜けが印象的だったので店内の天井を確認しましたがそれらしいものはなくて・・・・
よくよく見ると、建物全体が円形で、中央が広場になっていて、そこを吹き抜けと勘違いしていました。中央の広場は、レストラン「ナチュラルキッチン」のオープンカフェスペースとなっているようです。
道の駅「可児ッテ」も2度と来ることはないでしょう、心残りの無いように細かいところまでチェックしました。最終の3駅目「瀬戸しなの」の営業時間は18時までなので、今日中に3駅訪問のノルマは達成できそうですが、
そろそろ日が陰り始めています、暗くなると看板などの屋外の写真撮影ができなくなってしましいます。贅沢ですが高速道路を使って移動しました。
2010年(平成23年)8月の第34回登録で登録され2011年(平成23年)3月26日にオープンした愛知県14番目の道の駅です。
メインの施設には、『産直とれたて市場』という販売所と『せとめし食堂』というレストランスペースがあります。
『産直とれたて市場』は、地元で取れた新鮮野菜や「瀬戸豚」、オリジナル加工食品、人気のスイーツなど、ここに来れば瀬戸の「おいしい!」が揃っていますというフレーズで
スイーツ、お惣菜・弁当、麺類、豆腐、ハム・ウインナー、漬物、パン、菓子、調味料、青果、生花などが販売されています。
『せとめし食堂』は、瀬戸B級グルメと器のコラボということで、せとものの器に盛られた職人ごはんがたっぷり味わえる食堂で、
目で見て、味わって、器の手触りを感じて五感で楽しんでくださいというコンセプト。お気に入りの器は隣接の「品野陶磁器センター」で購入できるようです。
メニューは、 瀬戸豚せいろ蒸し定食、瀬戸豚重、瀬戸豚かつ定食、瀬戸豚串かつ定食、瀬戸豚つくね定食、瀬戸豚丼(豚汁付き)、瀬戸焼そば 麺類もありました。
そのなかで、『瀬戸豚ドッグ』は、ホットドックのソーセージは、瀬戸豚から作った道の駅瀬戸しなののオリジナル、パンは瀬戸のお米から作った米粉でできたオリジナルパンで、もっちりして満腹感がある
一品でした。単体で300円、飲物とのセットは400円でした。
ソフトクリームは、バニラとほうじ茶の2種類で、ほうじ茶食べたかったけど、すでにレストランは終了していました。残念です。
登録証は、事務室にあり、スタッフの方にお願いして撮影させてもらいました。
せっかくなので「品野陶磁器センター」にも寄ってみました。作陶や絵付体験の出来る陶芸教室、地元陶芸家の作品を集めた常設展示場、若手工芸作家や窯元の新作を3週間毎に入替発表するギャラリー、
瀬戸焼の和食器・花器・茶器・置物など1万点余の陶磁器の展示販売など陶磁器の「鑑賞」「体験」「購入」ができる施設です。もちろん、うたい文句通り、道の駅のレストラン『せとめし食堂』で使われていた
食器も販売していました。
これで、予定していた3駅の訪問を終え、あとは明日の帰宅を考えて、なるべく東に移動するという計画通り、長野県まで移動します。全行程1,500kmの計画ですが、この日の移動距離は1,000km超となります。
温泉ではありませんでしたが、お風呂で温まり、早めの就寝となったのは言うまでもありません。
2日目、朝の目覚めは良く、疲労感もさほど残っていないようです。朝食を食べ、いざ500kmを残す自宅への帰路を走り出すと、なんだか身体に違和感があります。何となくだるい、鼻水がでる、お腹ががやばい、風邪を引きそうな感じです。
今日のノルマは無事に帰宅することですが、途中ハイウェイスタンプを収集したり、大き目のSAでお土産を購入したりと、多少の余裕がありました。運転を続け、軽井沢を過ぎ、碓氷峠を下るころから口数が少なくなり、運転に集中するのが精いっぱいの状況になり、
東北道に入るころには、さらに症状が悪化・・・・それでも、長年遠征で鍛えたタフな身体は持ちこたえ、多少の後味の悪い雰囲気は残りましたが、事故も違反もなく15時過ぎには、1647.7kmを走りぬき無事帰宅できました。
帰宅後の第一声は、「私が運転しないから、もうこんなハードスケジュールはやめようよ」こんな言葉でした。さすがに帰宅後は寝込んでしまいましたが、翌 月曜日からはきちんと出社し、通常通り仕事もこなしました。
この遠征記は、遠征から2週間後、そろそろ年末の計画を考えなくてはいけない時期に書いています。帰路での車内の雰囲気を思い出すと「年末年始、どこかへ行こう」とはなかなか言い出しにくいところですが・・・・
自宅にこもって新年を迎えるのか、はたまたはるか数百キロ彼方の地にいるのか、乞うご期待というところで遠征記は終了です。